夫婦でWWOOFの旅をし、道を見つけました

1年余のウーフ体験が、私たちにとても豊かな実りをもたらしてくれたことをお知らせしたくて、
メールを差し上げることに
しました。以下は、私たちがウーフホストに差し上げていたメール(の一部)です。

「7年間東京で暮らしましたが、体調を崩したこともあり、一昨年仕事を辞め、とりあえず体を治
すため、学生時代から8年間ほど住んでいた北海道に帰りました。少し時間をかけて、これまでの
暮らしを見直そうと思い、一昨年末からウーフィングをしています。
ウーフ体験は、一昨年12月に大分県の農家さんで1週間、昨年2月から北海道で8軒の農家さんの
お世話になりました。
自然の中で地に足をつけて働く方々との、すばらしい出会いのおかげで、凝り固まっていた心と体
がほぐれ、これからの生き方の指針がようやく見えてきたところです。それは、生活に必要なモノ
やサービスを購入して(外注し)すませるのではなく、実際に自分の手と足を動かして出来る限り
まかない、周りの人や自然とのつながりによって暮らしていきたいというものです。しかしなが
ら、二人とも都会生まれの都会育ちのため(私は東京、妻は北九州市)、それが実際のところ、ど
のくらい大変なことなのか、肌身にしみて理解しているわけではありません。そこで農林業に何ら
かの形でかかわっている方々のお話を伺い、特にその厳しさについて更に学びたいと考えていま
す。」

こうしてウーフを続けてきて、今年1月、九州の炭焼きのホストさんに1ヶ月の予定で申し込みを
しました。炭焼きはだいたい1ヶ月のサイクルで仕事をすると伺ったので、1サイクル全てを体験
してみたかったのです。初めての山仕事、初めての窯仕事、山村での生活も初めて、何もかもが初
めて、毎日、覚えることがたくさんあって、ワクワクしました。本当に楽しかった。
そのうち、自分たちでも炭を焼いてみたくなり、、、、とうとう4月から、この町に住むことにな
りました。
余所者に慣れていない、高齢者ばかりの小さな村なので、家を借りるのも窯を借りるのも、一苦労
すると聞かされていたのですが、拍子抜けするほど、すんなりと決まりました。
今は、引越しのため、北上中です。東京と北海道に荷物が置いてあるので、引越しも「ゆるく」あ
りませんが、これからしばらくは、もうこんな大移動はしなくなるんだなあと思えば、感慨深くも
あります。とにかく、この1年余り、あっちに行ったりこっちに行ったり、どこかに腰を落ち着け
てゆっくりすることが、ほとんどありませんでしたから。

ウーフのおかげで、自分たちの暮らしを、無理な力を加えることなく、時間をかけて、方向転換さ
せることができました。そのことにとても感謝しています。
また、日本全国、あるいは世界中に、私たちが共に働き、共に笑い、共に食べ、共に語ることので
きる方々がいることを、実感して暮らしていけるのは幸せなことだと思います。
私たちはこの小さな集落で、生活習慣や考え方や言葉の違い(情けないくらい方言が聞き取れませ
ん)、不慣れな仕事、不便な生活等など、いろんな理由から、自分たちが孤立していると感じるこ
とがあるかもしれません。でも、そんなときは、各地でお世話になったホストのことを、ちょっと
思い出してみればいいのだと思います。氏素性も知れぬ私たちを暖かく迎え入れてくれ、共に働
き、共に笑い、共に食べ、共に語ってくれたのです。そういう方々の存在を確信できること、これ
ほど私たちを勇気づけてくれるものはありません。
しばらくたって、自分たちの生活が落ち着いたら、私たちもホストになることを考えてみようと思
います。私たちが世の中から受けたものを、何らかの形でお返ししたいのです。
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