WWOOF7ヶ月

私は仕事を辞め、ウーフ(WWOOF)を始めました。ウーフを始めてすでに七ヶ月以上が経ちます。学生の頃から有機農業をする事を夢見てきましたが、その夢は頭の片隅に置いておいて五年間就職していました。仕事を辞める時には、収入が不安定になる事や将来の見通しが立たないことにかなり不安がありました。でもそれとはうらはらに、ウーフを通して農業が学べる事は、夢に一歩近づけることだ!と幸せな気持ちになりました。自分の好きな方向へ動けば次々に道が開けていくから大丈夫、と不安はどんどんとワクワク感に変わっていきました。
 数あるウーフホストの中から、私は八軒のホストに申し込み、家族のように生活を共にさせて頂きました。それぞれの家族がそれぞれの状況や条件、価値観や夢を持って暮らしていました。農業のやり方も、食生活も、生活の仕方自体も様々でした。その中で、私自身はどんな風に生きたいのか、譲れない事は何か等々が、今までよりも少しはっきりしてきました。嬉しいです!
 私は今29歳です。無収入で結婚もしていないし、付き合っている人すらいません。貯金も無いし、髪の毛も男の子みたいに短いです。今後の見通しは全く見えていなくて、何もかも行き当たりばったりです。こんな自分にふっと焦りを感じる時があります。そんな時は自分で、焦らなくても大丈夫!何とかなっていくよ!と励まします。そんな私に先日父親からメールが届きました。「ウーフの感想を聞かせなさい。今後の計画と目標をきかせなさい。好きな事ばかりして生きていける時代ではないのだから、もっと世の中の情勢に関心を持つように。」とのことでした。焦りを煽るような内容です。これを読んで暗い気持ちになってしまいました。心配してくれているのは本当にありがたく、心配をかけて申し訳ない思いで一杯になりました。でも!でもです!だからと言って譲れないものが確かに心の中にあるのです。
 私は今群馬のホストにお世話になっていて楽しく日々を過ごしています。楽しくて幸せだと、やっぱり私の選んだ道は間違っていなかったんだと確信できます。こんな人生をなんで選んできたのか、と自分を恨めしく思った事も何度もありました。あまり何も考えずに安全で楽な道もあったんじゃないのかな、と思うのです。でも、安全で楽な道は、私にとって楽しい道ではなく、大変でも自分に嘘をつかない生き方をしたいのです。自分の心がどうしても譲れない、という所のキーワードは、やっぱり「自然」、「優しさ」、「循環」、「足るを知る」、「感謝」、「自給」等々です。ありふれた言葉ばかりですが。今ここまで来れて私は本当にラッキーだと思っています。もしも不安に負けたり、世間体に負けたり、親の心配に負けたりして、自分をごまかし続けていたら、誰も気付かないかもしれないけど、自分は自分の後悔や虚しさに気付くはずです。その時はとても辛くなると思うのです。自分の心を信じて、自分に正直に生きていくのが、自分が一番幸せでいられる方法だと信じています。(そうやって自分を励ましているというか。)
 それにしても、私はどんどん夢に近づいてきています。学生の頃に生まれた漠然とした農業への憧れが、長い月日を経て変化しつつも、まだ私の中にいて、そのこと自体をとても幸せに感じている今日この頃です。この夢がどんな形になっていくのか楽しみです。早く素敵なパートナーに巡り合えます
ように。+++プロフィール+++愛知県出身、高校卒業後アメリカで森林学、資源保護について学ぶ。自然食品店にて5年間勤務後、ウーフを始める。自給自足生活を目指す。恋人募集中。(20代女性ウーファー)
WWOOF ジャパン 〒065-0042 札幌市東区本町2条3丁目6−7
E-mail:ご連絡フォーム FAX: (03) 4496-6370

WWOOF Japan LLP(有限責任事業組合)