WWOOF  [ウーフ]   とは?    


 お金のやりとりのない、人と人との交流です。


 新しい友達を作ります。WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。

「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。
自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。その関係に、お金のやりとりは一切ありません。

「食事・宿泊場所」を提供する側をホストといい、「力」を提供する側をウーファーといいます。
単なる交換ではなく、WWOOFではホストとウーファーとの温かなコミュニケーションを大切にしています。



WWOOF  [ウーフ] の意味

World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字です。WWOOFは、有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋いでいます。
有機農業とは、無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農業で、人間と動物、環境にも考慮した農法です。農薬を使う方法より手間がかかり、また大型機械を使わない場合が多いです。

ホスト   :
ホスト会員になった人と家族。その関係者を含む時もあります。受入先。多種多様な人たちを受け入れる温かな気持ちを持ち、ウーファーを家族のような友達とみなして一緒に生活し、学び、交流します。1日三食と寝る場所を提供します。

ウーファー :
WWOOFer ウーファー会員となった人。ホストのところへ行ってWWOOFの体験をする人。何かできることをホストにあげる人。ホストから何かを学んでいく人。旅人。学習者。ホストの家族や親戚のような友達。1日6時間程度、家族のためにお手伝いします。ウーファーは、ホストの友達であり労働者ではありません。


ホストはどんな人たち?

  無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農場、有機農家が中心です。ほか、持続可能な生き方に取り組む自然体験学校、農家民宿、農家レストランや農家カフェ、玄米菜食店、自然食品店、 陶芸工房など、半分農業で半分は別の仕事をしているいわゆる半農半Xタイプのところもあります。自給自足を目指し薪で煮炊きするところもあります。オーガニックな思考を持つ、様々な人を受け入れる大きな気持ちを持つところです。


ウーファーはどんな人たち?    

 気持ちよくホストの家に関する手伝いをし、ホストと楽しく交流しながら、「何か」を得よう、という意気込みを持っている人たちです。日本人を含み、様々な国籍のウーファーたちがWWOOFしています。


お金のやり取りなし   

 ホストとウーファーとは、お金のやり取りはしません。家族のような友達の関係です。できることを相手にあげます。


条件   

 WWOOFジャパン規約を遵守しなくてはなりません。
ウーファー:WWOOFホストのところで家族の一員として何かを貢献できる人。そして自分もそこで何かを学んでいこう、と積極的に考えられる人。年齢の上限はありません。単独では16歳から。15歳以下は保護者のウーファーと共に行動することで可能です。
ホスト:「ホストになろう」のページをお読みください。



WWOOFは会員制    

 WWOOFは会員制です。WWOOFを始める前には、必ずホストもウーファーもWWOOFに登録し会員にならなければなりません。ホスト会員とウーファー会員の二種類です。ホスト会員はホストと呼び、ウーファー会員はウーファーと呼びます。
 ウーファーは、ホストから受け入れ承諾を得ると、何カ所でもWWOOFすることが可能です。ホスト側も、年間にたくさんのウーファーを受け入れすることが可能です。

 一年ごとの更新制であり、更新手続きをすることで何年間でもWWOOF登録を続けることができます。
 ホストとウーファーで会費は異なります。規約を守り、期限経過前に更新すると割引の会費が適用されます。

 WWOOF運営は各国独立しており、一ヶ国一登録制です。日本以外の国でWWOOFするときには、その国のWWOOF登録をし、その国のWWOOF会費を支払います。

 WWOOF登録せずに、WWOOFという名称を使ってWWOOFのような仕組みを取り入れることは一切できません。


WWOOFはいつ始まったのか?

 1971年イギリスで芽生え、オーストラリア、ニュージーランドで発展しました。現在は、世界60か国以上にWWOOF事務局が設置されています。各国にその国のWWOOFを運営するWWOOF事務局が一か所あります。
 日本では、1994年に北海道札幌で誕生。2002年からはインターネットを使いWWOOFジャパンとして本格的に活動しています。
 Working Weekends On Organic Farms (有機農場での週末作業)として、週末だけ農家に行って手伝うことから始まったWWOOF(ウーフ)。その後、週末に限らず、広がりを見せるようになり、頭文字はそのままで、Willing Workers On Organic Farms (有機農場で働きたい人たち)へと移り変わりました。しかし、現在では、WWOOFの活動は世界中に広がっており、また、WWOOFは仕事を提供するものではないのですが work の文字が誤解を与える可能性もあることから、World Wide Opportunities on Organic Farms (世界に広がる有機農場での機会)に変わりました。しかしながら、WWOOF(ウーフ)は、もうWWOOF(ウーフ)であって、どこの国でもWWOOFと呼ばれています。


WWOOFを始めるためには?     

 ウーファー会員になるためにはウーファー申込み書を送信し、会費を支払うことで、登録が完了し、WWOOFがスタートします。ホストの場合は審査があります。「ホストになろう」を必ずお読み願います)。
 
会員になると、ウーファーはそれぞれのホストプロフィールを閲覧でき、そのホストについての体験談やコメントを読むことができるようになります。ホストに直接問合せできます。ホストは、ウーファーのプロフィールを閲覧でき、ウーファーとやり取りできるようになります。
 ウーファーは、ホストを選択し、希望のホストにWWOOFの申し込みをかけます。ホストは、状況を見つつ、自分のところに合うウーファーかどうかを判断し、受け入れ可否の回答を出します。到着日時を決定し、WWOOFが始まります。
 
 次にウーファーになろうホストになろうか、該当するページをお読みください。

WWOOFは、WWOOF会員のみが利用できるものです。WWOOFは、申請書を送信し、会費を送金し、登録することから始まります。



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日本でのWWOOFの様子など、不定期ですが投稿していますので覗いてくださいね!
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 日本国内ではなく、海外でのWWOOFに興味にある方は、「海外でWWOOF」のページをご覧ください。


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